メカ生体 ゾイド |
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ここでは、管理人がゾイドに出会ったなれそめ、「ファーストコンタクト」から、ゾイドにハマるまでの経緯を紹介します。 |
1984年、当時小学校高学年だった私は、親に連れられ、市内のデパートに来ていました。 そこで、ひとつおもちゃを買ってもらえる事になり、おもちゃコーナーで見つけたのが、「メカ生体ゾイド」だったのです。 なぜゾイドに惹かれたのか、今思えば下記のようなところだったのではないかと思います。 1、当時の男の子の興味対象だった恐竜がメインモチーフ 2、パッケージ写真のSF感、ミリタリー感の大人びた魅力 3、モーターやゼンマイで稼動する もちろん、家計的に大型ゾイドを買ってもらえるわけはなく、専用の陳列棚に吊るしてあった小型ゼンマイゾイドを見ながら、どれを買ってもらおうかと考えていました。 この当時はほとんどが580円の初期ゾイドシリーズであり、帝国側のゾイドが出た直後だったと思われます。 気になったのが、水陸両用ゾイドであるカエル型の「アクアドン」と首長竜型の「フロレシオス」、そして恐竜型の「ゴドス」でした。 悩んだ末に、単純に一番カッコイイ「ゴドス」を選択。マイファーストゾイドは「ゴドス」ということになります。 (ちなみに、「アクアドン」「フロレシオス」共に、ゾイドにハマってからの後日GETする事になります。)
この時点でガンプラを数点組み立てていた私は、特に組み立てに困るような事もなく、完成させました。 腕を降ってただ歩くだけというギミックではあったものの、その動きの取り出し方、伝わり方にときめきを感じていたと思います。しかし、すぐに2体目が欲しいとは思わずに、月日は少し経ちました。 次のゾイドはおそらく約一年後くらい、この時は友人と一緒に、ゴドスを買ったのと同じデパートに来ていたと思われます。友人と出かけるようになったので、中学になっていたと思います。 この時は「親に買ってもらう」ではなく、自分の小遣いで買うというカタチになっていました。 この頃は780円「重装甲スペシャル」シリーズが次々発売されていた時期であり、帝国側のラインナップも増えていました。 購入対象となったのは、ワニ型「バリゲーター」と恐竜型「イグアン」でした。 バリゲーターはワニ型というのが斬新でカッコもよく、どういう動きをするのか興味をそそられたのと、 イグアンはパッケージの見返り風の画像がとてもカッコよく、どちらを買おうかすごく迷っていました。 しかし、すでに持っていたゴドスと同じ二足歩行の恐竜型は要らないなという事と、 よく見るとイグアンはゴドスとほとんど同じ(共通部品をかなり使っている)という事から、バリゲーターを選択しました。 しかし、実はこのまったく同じ日に、親と出かけていた弟が、同じくバリゲーターを買ってもらって来たのです。 2体のバリゲーターが同時に家に来てしまうという、オチがついたのでした。 だったら「イグアンを買ってこればよかったー」と思ったのも後の祭りです。
さて、当時私はどちらかというと共和国派だったと思います。 ただ、小学○年生等の学年誌や、コロコロコミック等の雑誌は買っておらず、 ゾイドの情報はもっぱら、製品に同梱のカタログと店頭のみでした。 ですので、ヘンな先入観や偏った情報に囚われる事なく、純粋に「好きなおもちゃ」としてゾイドを見ることが出来ました。 メディアの展開に関係なく、「カッコイイと思ったゾイド」→欲しい 「ゾイドの強さ・優劣」→設定を参考に自由に妄想 というゾイドへの接し方が出来たのです。これは30年経った今でも変わっていません。 ファーストコンタクトのゴドスと、セカンドコンタクトのバリゲーター2体ですが、手元に残っているのはバリゲーター1体のみです。しかし、その1体は2体のバリゲーターから部品を集めて1体を形成。壊れたり無くしたりした武装は、 ゴドスの武装を使用して補っています。ウチのバリゲーターはこの初期3体分の重みを背負っています。
さて、バリゲーター購入後もまた次のゾイドを買おうとは思わず、月日は空いています。 この頃ゾイドは一気に展開してきており、テレビCMも目に付くようになりました。 そこで目にしたのが「ディメトロドン」です。それまでゼンマイゾイドしか持っていなかった私ですが、 中学になり、自分の小遣いでゾイドを買える年齢になっていたのと、たぶんお年玉があったのだと思います。 自転車でおもちゃ屋さんに走り、初めてのモーター駆動ゾイド「ディメトロドン」をGETしました。 組み立ててながらの動力の伝わり方のワクワク感と、組み立て後のギミックのすごさは、 ゼンマイゾイドとは比べ物にならないモノでした。私はこの直後からゾイドにハマっていく事になります。
これらは購入から約30年が経過しています。 壊したり無くしたりしたゾイドもありますが、30年経った今でも手元にあるというのは大きな喜びです。 バリゲーターはゼンマイがダメになってしまっていますが、 ディメトロドンはモーターは弱っているとはいえ、しっかりと稼動します。 |