・かみのやま競馬廃止
2003年11月をもって、かみのやま競馬は廃止となってしまいました。
多くの関係者やファンの願いも虚しく、上山市が「もうダメだよ〜、廃止にするよ〜。」と投げ出してしまいました。
残念ではありますが、状況からみてやむ得ない結果だったと思います。
願わくば、こうなるもう少し前からいろいろな手立てを模索していればあるいは・・・、
とは思いますが、後の祭りです。
かみのやま競馬最終開催の模様
かみのやま競馬渡邉修一厩舎へ潜入 
プレイバック渡邉修一厩舎
以下は2003年初めの文章になります。
かみのやま競馬は、山形県の県庁所在地である山形市の南に位置する上山市が主催する公営競馬です。
不況に煽られ、続々と公営競馬が閉鎖に追い込まれる中、毎年物議されながらも頑張っています。
2002年度は「冠レース」の制度を導入し、ファンを巻き込んだ施策で売上UPを目指しましたが、
不況の波は厳しく、売上の伸びは今ひとつのようですが、今後もがんばって欲しいです。
そんな中、2003年1月末に上山市の廃止方針が報道され、様々な物議をかもし出しました。
2003年の開催は条件付ながらも決定されましたが、来年以降は廃止となる公算が高いようで、非常に残念です。
ファンの力で売上UPに貢献したいと思っており、なんとか存続への道を探ってもらいたいです。
最近のかみのやま競馬
全国的にアラブのレースが廃止されつつある中、以前からの流れでアラブのレースが存続しています。
しかし縮小は避けられず、サラブレッドメインのレース体系となっています。
1998年よりG3レース「さくらんぼ記念」が開催されるようになり、中央競馬との交流レースも
さかんに行われるようになりました。
2001年は中央競馬から転厩してきた10歳馬「セタノキング」がA級重賞を勝ちまくり、
ついにはさくらんぼ記念をも制し、「かみのやまの帝王」として君臨。高齢馬とは思えない力を見せつけました。
2002年はさすがのセタノキングも好走止まりのレースが続く中、年末の重賞を2連勝した「スパートクロス」が
新しい「かみのやまの帝王」の座に就いたといえるでしょう。
2003年は「スパートクロス」を中心にレースが進むと思われます。
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