EF58形旅客用直流電気機関車
・概要
EF58形は戦後の国鉄を代表する電気機関車です。通称ゴハチ。
当時の機関車は、旅客用、貨物用に分けられており、EF58形は最後の旅客用電気機関車でもあります。
当初は他の機関車同様、従来のデッキ付き箱型車体で登場しましたが、その後独特の流線形車体に変更。
運用期間も長期に渡ったため、塗色を含め、さまざまなバリエーションがあります。
歴代の国鉄機関車の中でも、ひと際異彩を放っており、ファンの間では大変人気のある機関車です。
・当鉄道での扱い
ワタシの大好きな車両の一つであり、旅客専用メイン機関車です。
ワタシは国鉄末期の青色塗装しか知らないため、導入車両もその時期のモノになります。
メーカーはすべてKATO製品で、スケール的にやや大きめの作りとなっています。

EF58-110 2007/03導入 KATO 3020-2 上越型ブルー
当鉄道のゴハチ1号機です。
最新のロットで、黒染めローフランジの幅が狭い車輪を搭載しています。
走行歴も多いため、何度かバラして清掃を行っているうちに、走行音がうるさくなっています。
モーターと中のハウジングが接触していると思われますが、KATOに修理に出しても直りませんでした。
当初、ナンバープレートを89号機にしていましたが、実際の89号機とは形態が違いすぎるため、110号機へ変更しました。

黒Hゴム小窓
パンタグラフPS15型
電気暖房(EG)
側面エアフィルター縦型
スノープラウ付き
ホイッスルカバー付き
ひさし付き
避雷器移設

EF58-53 2007/12導入 KATO 3020-1 後期型大窓ブルー
当鉄道のゴハチ2号機です。
大窓のこの形態はゴハチファンがもっとも好きなカタチです。
地元の模型店で、最後の1両となっていたモノを購入。
最新のロットで、黒染め車輪を搭載しています。
フライホイールにややブレがあり、車体が若干揺れます。
ナンバープレートは末期まで大窓を保っていた53号機を選択。
お気に入りの1両なので、稼働率は低めです。

大窓
パンタグラフPS14型
蒸気暖房(SG)
側面エアフィルター縦型
スノープラウなし
ホイッスルカバーなし

EF58-61 2008/04導入 KATO 3038 お召し機
いわずと知れた、61号機です。
皇室用の専用客車を牽引するために特別に作られた、「お召し機」と呼ばれる機関車です。
一つ前のロットで、KATOカプラー付き車両です。
ライトはKATOにカスタム依頼を行い、電球色LEDとなっています。
当鉄道では、ジョイフルトレイン「ゆとり」と寝台特急「カシオペア」を牽引します。稼働率も極小です。


大窓
パンタグラフPS14型
蒸気暖房(SG)
側面エアフィルター縦型
スノープラウなし
ホイッスルカバーなし
茶色塗装
側面飾り帯
各部磨き出し

EF58-157 2009/02導入 KATO 3049 後期型小窓Hゴム
晩年のゴハチの基本的な形態がコレ。
最新のロットで、黒染め車輪を搭載しています。
ナンバープレートは最後のブルー標準色ゴハチとなった、157号機を選択。
当鉄道のメイン旅客用機関車で、稼働率も先に導入した機関車より高いです。
不具合などもなく、安定した走行を見せてくれています。


白Hゴム小窓
パンタグラフPS15型
蒸気暖房(SG)
側面エアフィルター横型
スノープラウなし
ホイッスルカバーなし

EF58-35 2009/12導入 KATO 3056 EF58-35長岡運転所
流線形車体第一号となったのが、この35号機です。
旧箱型車体で製造中のモノを改造して落成しており、側面窓が7枚あるのが大きな特徴で、お気に入りの形態。
KATOの最新のゴハチで、ナックルカプラー対応、幅が狭い黒染め車輪ですがフランジは大きいモノです。
ナックルカプラー装備、ライトもチップLEDになるなど、メーカー側でも日々改良が重ねられています。
稼働率はまだ低めです。


黒Hゴム小窓
パンタグラフPS14型
電気暖房(EG)
側面エアフィルター縦型
スノープラウ付き
ホイッスルカバー付き
ひさし(大)付き
避雷器大幅移設
側面窓7枚

EF58-69 2013/1導入 KATO 3020-1 後期型大窓ブルー

EF58-160 2020/9導入 KATO 3049 後期型小窓Hゴム

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