直流電気機関車
・概要
日本の在来線の直流電化区間は、東海道などの主要幹線で用いられています。
よって歴史は古く、旧型の電気機関車をはじめ、JR化後の新鋭機まで幅広く登場しています。
ここでは、EF58形、EF65形以外の直流電気機関車を紹介します。
・当鉄道での扱い
EF58形、EF65形がメインとなっているため、旧型電気機関車とEF66形のみ在籍します。
旧型2両は、2軸貨車中心、EF66形はコンテナ列車中心と、貨物列車運用がメインです。

EF18-32 2008/05導入 MicroAce A2601
当鉄道の旧型電気機関車第一号です。
EF18形は様々な事情により、製造途中のEF58形32〜34号機を貨物用に改造して作られた形式です。元は旅客用のEF58形のため、先台車が2軸となっています。現場では標準貨物機だったEF15形に比べ、扱いづらい存在だったようで、駅構内の入れ換えや小運用に使用されていました。
モデルはマイクロエース製品で、ちょっと怪しい所もありますが、走りはまぁまぁ安定しているようです。

当鉄道では2軸貨車牽引がメインです。タンク車や旧型客車もたまに牽きます。

EF15-96 2010/01導入 KATO 3062-1
当鉄道の旧型電気機関車第二号です。
EF15形はEF58形と多くの部分を共通設計とする兄弟機です。戦後の日本を代表する貨物用機関車として、長らく使用されました。
モデルはKATOの最新製品で、出来もかなりいいです。
車体は軽めですが、車輪ゴムを両輪に装着し、6軸すべてが動軸となっており、牽引力を確保しています。
スノープラウ付きの寒冷地タイプ、96号機を選択しました。

旧型電気独特の茶色いボディに、大きなスノープラウ、短い前後デッキが精悍です。購入するまでこんなにカッコイイとは思いませんでした。
当鉄道では2軸貨車やタンク車牽引がメインです。臨時で旧型客車も牽きます。

EF66-23 2010/03導入 TOMIX 2163 EF66後期型ひさし付き
当鉄道唯一のEF66形です。
EF66形は貨物専用機関車として国鉄が開発した大出力機関車で、当時の狭軌鉄道最強のパワーを誇りました。
その後ブルートレイン牽引にも使用されますが、列車の廃止で活躍の場が大幅に狭められています。
モデルはTOMIXの最新の再販品です。
開放テコも装備され、よりリアルになりました。走りも滑らかな上、実車同様、牽引力もかなり強力です。
ナンバーは付属品で最も古いナンバー、23号機を選択しました。

当鉄道では国鉄時代のような運用がメインです。鮮魚列車「とびうお・ぎんりん」や国鉄コンテナ列車を牽引します。ブルトレはたまに牽きます。

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